
いつもHIGURASHIをご愛顧いただき誠にありがとうございます。
この度は突然の出来事で、多くの方々にご心配ご迷惑をおかけしたことでしょう。
なにが起きたのかわからない方もいらっしゃると思うので改めて。
当店は誠に勝手ながら2014年12月30日をもって閉店せていただきました。
理由としましては、専門的にビールを提供するお店として、自分自身の気持ちに加え現在の場所で表現することに限界を感じていたこと、「BEER CELLAR SAPPORO」の開店に携わってきたことが大きいです。
もうご存知の方も多いと思いますが、ビアセラーは日本では珍しいクラフトビールを専門的に扱う酒屋として2014年12月この札幌の地に(仮)オープンしました。
大本は輸入もやっており、オーナーの青木と元ベアード原宿タップルームで店長をしていた石川がオレゴンから見つけてきたビールを直輸入し、「枯れずのビア」という名前で既に飲食店様に卸させていただいております。
ちなみにこの2人に加え現ビアセラー店長ファルコンこと森岡という怪しい3人を見ていて、非常に心配で仕方なかった記憶があります。
「BEER CELLAR SAPPORO」 Facebookページ
https://www.facebook.com/beercellarsapporo
「枯れずのビア」 Facebookページ
https://www.facebook.com/karezunobia
ビアセラーは初期の段階から相談を受けていて、オーナーのコンセプトからイメージを造りあげてきました。
ビール専門のショップは自分自身将来的に考えていたことのひとつだったので、こんな機会はなかなかないと思い、のめり込むように図面から内外装まで考え、いつの間にかビアセラーの方に重きをおくようになっていました。
札幌は少しずつクラフトビールを提供するお店が増えてきている一方、ふらっと買いに行けるお店が北24条の田中さんのところしかなく、好きな人はネットでも買うでしょうが、やはり手に取って、見て、話を聞いて買える方がよりおいしいビールにも出会えますし、さらにクラフトビールを飲みたい人や提供するお店が増えれば必然的にそれを扱う酒屋の需要も増えてくると考えていました。
ヒグラシにはいろんな想いがありますし、お客さん同士の出会いの場所でもあったので、その場所がなくなるということはみんなの居場所を奪ってしまうことになります。
それで自分が立たなくても、存続だけでもさせようか非常に悩みましたが、独自のやり方でやりすぎてしまったせいか、引き継がせる術もなく、結果、決断をするのが遅くなってしまい今回このような事態になってしまいました。
本当に申し訳ありませんでした。
今後は未だ仮オープン状態の「BEER CELLAR SAPPORO」を正式にオープンさせ、後々はこの札幌のクラフトビールシーンに新しい風を起こし、さらに底から支え、札幌独自のクラフトビール文化を築いていけるよう努力していく所存ですので、どうか今後ともよろしくお願い申し上げます。
そして7年間のご愛顧、心から感謝申し上げますとともに皆様の今後ますますのご健勝をお祈り申し上げます。
最後に
ここまで引っ張り上げてくれた相方 兵藤 洋児
何も言わずに着いてきてくれた相方 西脇 孝弥
あなた方がいたお蔭で自由にやらせてもらえました
本当にありがとう、そしてこれからもよろしく
HIGURASHI
代表 千田 智也
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追記
HIGURASHIの場所が契約の関係でしばらくまだ使用することができます。
そこで、最後にあの場所で出来る面白いことを計画しています。
(提案も募集しています)
また急な話ですが、まずは来週の22日(木)から4日間。
札幌出身で東京の赤坂に「sansa」を開店させ、ビール業界だけでなく多岐に渡り影響を与え活躍しているハッシーこと橋本一彦から提案をいただき、sansa Presents 「HIGURASHI + sansa」を行うこととなりました。
ビールと料理のマリアージュを深く追求するなど前衛的なことに挑戦し発信し続けている橋本一彦が、それらをこの札幌の地で体験させてくれる機会を設けてくれました。
今回は「sansaの橋本」として来ていただくので、早い時間限定のコースも東京と変わらない値段でやらせていただきます。
詳しくはこちら
「HIGURASHI + sansa」 イベントページ
https://www.facebook.com/events/721198357979509/
ご予約お待ちしております。
また次回決まりましたら、こちらからご連絡させていただきます。
よろしくお願い致します。
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